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センター紹介              

日中両国における環境技術研究の発展と人材育成を目的として、 日本の環境産業関連企業29社のご支援により2005年10月1日から研究・教育活動拠点として、 中国広東省深圳市にある清華大学圳研究生院内に「京都大学-清華大学環境技術共同研究・教育センター」を開設しました。
さらに2008年10月からは京都大学グローバルCOEプログラムの深圳拠点,京都大学EMLプログラムの深圳フィールドキャンパスとしてその活動を活発化させています。 センターでは水環境問題や廃棄物問題をはじめとする広範な課題の研究に取り組みます。


 


研究プロジェクト

 深圳市周辺地域で必要となる環境保全の技術開発、深圳市周辺地域をフィールドとした調査、ならびにリスク評価及び環境管理に関する研究を展開しています。その他、各教員が個別に設定する研究についても幅広く展開しています。

●中国南部都市における膜処理を中心とした総合的水処理技術の開発
●アジア圏埋立地から排出される温暖化ガス対策と害物リスク管理枠組みの構築
●メガシティにおける環境汚染によるリスクの評価とマネジメント

 さらに個別の研究テーマとして近年、新たな環境汚染物質として注目されてきているPPCPsやエストロゲン類による水環境汚染実態を新たに配備したLC/MS/MS を用いて明らかにします。ここでは、深圳市経済特区のみならず、経済特区外も研究のフィールドとします。また、2012年までに中国の水道に課せられる106の試験項目の分析体制を整備します。