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kyoto university
global COE program

「都市の人間安全保障工学」の構築

photo1「都市の人間安全保障工学」、すなわち「市民の生活を、ミレニアム開発目標などに代表される日々の都市生活に埋め込まれた非衛生・不健康及び大規模災害・大規模環境破壊などの脅威から解放し、各人が尊厳ある生命を快適に全うすることができる都市と都市群をデザイン・管理する技術(技法)の体系」を構築します。これまで実施してきた都市ガバナンス、都市基盤マネジメント、健康リスク管理、災害リスク管理の4領域にわたる教育科目・研究等の相補的連携と統合を図ります。具体的には、アジア・メガシティーを対象とし、①徹底した現場主義と適正な地域固有性の積極的取り込み、②工学技術と都市経営管理と制度づくりの共進化 (coevolution)、③利害・価値観が異なる多様なアクターが主体となる重層的ガバナンスの内包化、の3点にポイントをおいた問題解決型の教育・研究を行い、実都市の問題解決に寄与することによって、モード2(注)の学問としての社会的有用性を実証します。また、この成果を英文テキストとして刊行します。

(注)問題設定が社会的応用によって決まるトランスディシプリナリーな科学(マイケル・ギボンズ、1997)