シンセン
海外拠点リーダー 田中宏明 教授
▲ Click on the image to view more photos
深圳拠点のパンフレットはこちらからダウンロード可能です。(英語版・中国語版)
深圳
深圳市は、中華人民共和国華南地区の主要都市で、広東省のほぼ中央南、香港の北側大陸に位置します。深圳市は、改革開放政策の下、1980年に中国で初めて経済特区を設置することが認められました。総面積は、約1952km2で、そのうち経済特区と呼ばれる地区の面積は、総面積の 20%、約396km2にあたります。総人口1400万人とも言われ、経済発展が著しい、いわゆるアジア・メガシティの1つです。
清華大学
清華大学深圳研究生院は、清華大学(本校は北京)の唯一の分校として、清華大学および深圳市政府との間で、2001年6月に設立されました。2003年10月より現在の西麗にある深圳大学城に居を構えており、5学部(信息学部、工程学部、現代物流学部、文理学部、生命科学部)からなり、教員約130名、大学院生約1800名を擁しています。「1大学1ブランド」の原則の下、北京キャンパスと同じ文化、流儀、および高い目標を共有し、リーダーシップ、国際的視野、企業家精神および幅広い知識を持った専門家の育成を行っています。
共同研究プロジェクト
2005年10月、清華大学―京都大学環境技術共同研究教育センターが設置され、2名の常駐の京都大学教員とサポーティングスタッフが滞在し、LC/MS/MSをはじめとした高度分析と実験が可能です。現在、GCOEのもとで共同研究、教育活動が活発化しています。深圳市周辺地域で必要となる環境保全の技術開発、深圳市周辺地域をフィールドとした調査、ならびにリスク評価および環境管理に関する研究を展開しています。その他、各教員が個別に設定する研究についても幅広く展開しています。
- 中国南部都市における膜処理を中心とした統合的水処理技術の開発
- アジア圏埋立地から排出される温暖化ガス対策と有害物質リスク管理枠組みの構築
- メガシティにおける環境汚染によるリスクの評価とマネジメント