羅 貞一
メラピ地域コミュニティの防災四面会議システムの実践
工学研究科 都市社会工学専攻 都市国土管理工学講座
災害リスクマネジメント分野
行き先：ガジャマダ大学（インドネシア）
期 間：2009年7月27日〜8月22日
今回の活動（7/27-8/22）は、インドネシア、ジョグジャカルタで京都大学とガジャマダ大学が共同研究 している「メラピ地域におけるコミュニティの災害リスクマネジメント活動」のために計画・評価活動を支援することです。本プロジェクトは、サンドマイニン グマネージメントを目指す「パイロットプロジェクト」、地域コミュニティの「火山警報避難訓練」、子供のための「防災教育」、市民向けの「防災イベント」 で構成されています。
私の活動は鳥取県智頭町の地域活性化から開発された行動計画型意思決定手法である「四面会議システム」をガジャマダ大学チームに紹介し、一緒に現地状況を 考慮した四面会議システムの改良と、プロジェクトの実現のために四面会議の適用と検証を行うことです。実践事項としては、避難訓練実施のための住民説明会 （7/30）や火山警報避難訓練（8/1）に参加してモニタリングを行いました。これからは、四面会議システムを使った「サンドマイニングマネージメント の普及のための住民参加型ワークショップ」の実施と「防災イベントの行動計画案作成」を計画しています。そのため、ワークショップを計画する四面会議 （8/7）を共同で行いました。
