橋口 亜由未
ボルタンメトリーによるバリウム・鉛・亜鉛の分析法の確立への試みと基礎電気化学の理解
工学研究科 都市環境工学専攻 環境システム工学講座 環境リスク工学分野
行き先:B3 Electronic Design、エディスコーワン大学(オーストラリア)
期 間:2012年9月26日〜2012年12月16日
私の研究テーマは「電気化学的手法を用いた水中有機フッ素化合物の除去とその除去機構の解明」です。私は西オーストラリアのパースにある環境中重金属の測定機器:PDV 6000シリーズの製造メーカーであるB3 Electronic Designとエディスコーワン大学の自然科学学部において電気化学測定を用いた重金属分析について学びました。B3 Electronic Designでは工場内で金属測定機器の製造法からその仕組みなどを学びました。また、エディスコーワン大学では実際に環境試料を用いた重金属測定を行い、電気化学についてより深い知識を得ることができました。現地では幸運にも英語のみの生活を送ることができ、その中で多くの研究者と自身の研究に関する意見交換などのコミュニケーションをとり、その経験から今後も海外での学会発表などの研究活動に積極的に取り組んでいきたいと考えています。