calender bar inside bar contact bar links bar link

イベント詳細


スウェーデン・日本ジョイントコロキウム 自然環境のサステイナビリティ

開催日:2008年9月5日
場所:スウェーデンストックホルム市ストックホルム経済大学(スウェーデン)

主催:
日本学術振興会ストックホルムストックホルム研究連絡センター

共催:
- ストックホルム経済大学
- 京都大学グローバルCOEプログラム アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点

Report 004

概要

水環境を軸とした「自然環境の持続可能性」をテーマに、この国際会議では、日本の工学技術の公表とスウェーデンの環境教育と環境政策との意見交流、また「統合するものとしての環境教育」の重要性を討議することを目的とした。

報告

オープニング・セッションでは、JSPSストックホルムセンター長の佐野 浩氏、日本特命全権大使の中島 明氏のご挨拶があり、自然および水環境の持続可能性の問題と、日本とスウェーデン両国の協力の重要さが指摘され、開催の趣旨が述べられた。 第一セッションでは、清水芳久氏(京都大学)の「持続可能性をめぐる諸課題」およびSusanne Sweet氏(ストックホルム経済学校)の「協力責任」についての総論的な講演があった。 第二セッションでは、田中宏明氏(京都大学)の「環境における薬物使用」、船水尚行氏(北海道大学)の「排水管理の概念」、Goran Finneveden氏(王立工学研究所)の「環境に与えるインパクトの測定」、Ulrik Lohm氏(リンケピン大学)の「自然と社会における水」について、各論のプレゼンテーションがあった。 午後からの第三セクションでは、谷口文章氏(甲南大学)が「日本とアジアにおける持続可能な未来のための環境教育」についての講演を行なった。 総論と各論および両国の学術交流の統合として、パネル・ディスカッション「教育における持続可能性の統合」のテーマの下で、5人の講演者に加えて、新たにコーディネーターAnna Lundh氏(スウェーデン国立高等研究所)、パネリストLin Lerpold氏(SSE持続可能性研究グループ)、Cecilia Lundholm氏(ストックホルム教育学部)の3人が参加して、計8人でプレゼンテーションとディスカッションを展開した。 また午後には同時並行で、ポスター展示とそのプレゼンテーションも行なわれた。