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イベント詳細


道路インフラ構造物のアセットマネジメントに関するトレーニングコース

開催日:2008年9月18日-20日
場所:交通通信大学(ベトナム・ホーチミン市)

主催:
- 京都大学工学研究科都市社会工学専攻
- 交通通信大学
- 京都大学グローバルCOE「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」

共催:
- マレーシア国際イスラム大学
- 韓国ハンバット大学

Report 002

概要

本セミナーでは、ベトナムの研究者、および公的機関の実務家を対象として、限られた予算の中で、インフラ構造物のアセットマネジメントの維持管理、更新を効果的に実施していくための概念や方法論について、集中的に講義を行うことを目的とする。また、参加者との議論を通じて、ベトナムにおける現状を踏まえたアセットマネジメントのあり方についても討議をする。

報告

インフラ構造物のアセットマネジメントに関する講義を3日間で合計15時間行った。ベトナムの大学や道路行政に携わる政府機関から若手講師及び若手エンジニア約70名がセミナーに参加した。日本側の講師として、本専攻の小林教授、塩谷准教授、大西助教をはじめ、道路アセットマネジメントに携わる研究者及び実務者が講師として参加した。さらに、マレーシア、韓国からも講師を招聘し、各国のアセットマネジメントシステムについて、紹介いただいた.また、ベトナム側からもベトナムにおけるアセットマネジメントの現状について講義を行った。ベトナムにおける本トレーニングコースの開催は、今年度で4年目を迎えた。参加者は熱心に今後の課題について講師と意見交換することも多々あり、ベトナムにおいてもアセットマネジメント技術の重要性についての認識が高まりつつあることを実感した。