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イベント詳細


環境ウイルス学の将来

開催日:2009年2月13日
場所:京都大学大学院工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター

主催:
京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」

共催:
京都大学大学院工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター

講演者:
Dr. Joan B. Rose

Report 028

概要

This symposium intended to discuss virus detection method, and findings and ideas on the control of pathogens in water.

報告

講演者の口頭講演では、約30名程度が聴衆として参加し、大変充実した意見交換やディスカッションがなされた。講演内容としては、水環境中におけるウイルスの重要性、米国や途上国でのウイルス検出状況、病原性微生物の監視を目的としたモニタリングプログラム、環境中のウイルスや病原性微生物が検出可能な新しい測定システムなどが紹介された。米国では病原性微生物による人の水系感染が懸念され、最先端の測定装置を用い、様々な病原性微生物の環境中での分布調査が行われており、すでに多量のデータベースを構築していることが分かった。講演が終わった後、2時間程度、流域圏総合環境質研究センターの見学会が行われ、研究グループごとに詳細な紹介や議論がなされた。最後に、流域圏総合環境質研究センター側主催によるバンケットが開かれ、夜遅くまで活発な意見交流を行なった。