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イベント詳細


平成20年度グローバルCOE「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」都市基盤マネジメント研究領域 成果報告会

開催日:2009年3月4日
場所:京都大学桂キャンパス Cクラスター C1 大講義室(191)

主催:
京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」

出席者数:100名

Report 023

概要

本シンポジウムは、平成20年度を締めくくるにあたり、都市基盤マネジメント研究領域を中心に活動されて、いる先生方の現在の研究進捗状況を報告してもら い、それらを共有化することを目的とする。また、本GCOEの海外連携拠点であるアジア工科大学(AIT)からNoppadol Phienwej先生をお招きし、現在の連携の状況と今後に向けて取り組みを共有化する。さらにJICAより大金正知・国内事業部参事役をお招きし、実務 者の立場から、人間安全保障工学という研究領域に対するご意見をいただくと共に、今後の連携の可能性について議論を行う。

報告

本発表会では、学内関係者間での進捗状況の共有化と学外参加者の参与および人間安全保障工学の普及活動を目的として、都市基盤マネジメント研究領域リー ダーである大津宏康教授を筆頭に、各重点共同研究プロジェクト代表者による研究成果報告が行われた。それらの発表の研究領域は都市ガバナンス、都市基盤マ ネジメント、災害リスク管理と多岐にわたり、都市の人間安全保障工学の構築へ向けた大変網羅的な研究発表がなされた。
また、海外連携拠点であるアジア工科大学(AIT、バンコク)のDr. Noppadol Phienwejより、AITと本グローバルCOEの連携状況と今後の展望についての紹介がなされた。さらに, JICAから大金正知・国内事業部参事役より、「人間安全保障工学」という新領域に対する期待と現場レベルのニーズ、さらに今後の連携の可能性についての 発表が行われた。 参加者は100名を超え、数多くの実務者の参加が確認され、その関心の高さが示された。また初年度を締めくくるにあたって、今後の本GCOEが向かうべき方向性や都市の人間安全保障工学の確立へ向けた包括的な議論が行われた。