イベント詳細
EIT-JSCEジョイントシンポジウム2009 −Geotechnical Infrastructure Asset Management−
開催日:2009年9月7日 - 8日
場所:インペリアルクイーンズパークホテル(タイ)
主催:
- Engineering Institute of Thailand(タイ王立工学会)
-(社)土木学会岩盤力学委員会
共催:
- 京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」
- Asian Institute of Technology
- 岩の力学連合会
出席者数:約60名
Participation Report (Japanese)
Participation Report (English)
Report 053
概要
EIT-JSCE Joint International Symposium 2009: Geotechnical Infrastructure Asset Management は、日本とタイにおける地盤・岩盤工学および関連分野の技術交流を目的として開催される。そこで、 本シンポジウムでは一般講演会(一般セッション)に加えて、当該分野における日本ならびにタイの学生・若手研究者に対して、英語でのプレゼンテーションの 機会を提供する学生・若手セッションを提供している。
報告
EIT-JSCE Joint International Symposium 2009: Geotechnical Infrastructure Asset Management は、2009年9月7〜8日、タイ王国・バンコクにおいて開催された。詳細には、インペリアルクイーンズパークホテルにおいて「一般講演会」(7日)、な らびに「学生・若手研究者発表会」(8日)が開催された。
本シンポジウムは地盤・岩盤工学に関連する技術の日本とタイとの交流を目的としており、Engineering Institute of ThailandおよびAsian Institute of Technologyをタイ側のカウンターパートとして開催しており、2002年より始めて今回で8回目を迎えた。 今回のシンポジウムで3年目を迎えた「学生・若手研究者発表会」では、計27編の口頭発表が行われた。なお、優れた発表を行った6名の学生・若手研究者に は優秀発表者賞を贈呈し、3名の日本人学生が受賞した。
一般講演会では、招聘者であるKittetep Fuenkajorn教授による「An Overview of Rock Mechanics Researches in Thailand」に加え、大津宏康教授による「Risk Evaluation on Shallow Slope Failure against Guerilla Rainfall」、ならびに松岡俊文教授による「Neural Networks for Near-surface Geophysical Data」の講演が行われ、日本とタイにおける地盤・岩盤工学に関連する技術紹介が交わされた。
今回のシンポジウムにおいては総勢60名(日本側:35名、タイ側:25名)の参加者を得た。第8回シンポジウムの開催を終えて、さらに日本でのシンポジウム開催を含め、東南アジア地区との交流を継続的に発展させることを予定している。