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イベント詳細


GWINサテライトシンポジウム「世界各地の水事情と新しい展開」

開催日:2009年9月30日
場所:京都大学桂キャンパス Cクラスター C1 大講義室(191)

主催:
- 文部科学省委託事業・知的クラスター創成事業「京都環境ナノクラスター」広域化プログラム(京都環境ナノセンター)
-(財)京都高度技術研究所(京都環境ナノクラスター中核機関)

共催:
- 京都府
- 京都市
- 関西経済連合会
- 関西文化学術研究都市推進機構
- 京都大学大学院工学研究科
- 京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」

後援:
- 近畿経済産業局
- 科学技術振興機構JSTイノベーションプラザ京都
- 京都商工会議所
- 京都工業会
- 京都産学公連携機構
- 京都産業21
- 京都産業エコ推進機構
- 日本ベンチャー学会
- 関西ベンチャー学会
- 日本経済新聞大阪本社
- 京都新聞社
- 日経エコロジー
- 日経BP環境経営フォーラム
- ナノテクノロジービジネス推進協議会(NBCI)
- 駐大阪・神戸米国総領事館
 (法人格省略)

出席者数:約180名

Program
Report 064

概要

世界の水問題を解決するためには、環境の保全や地球温暖化の進行を抑えるとともに、下水処理水の再利用も含め、存在する水を有効に利用する社会 システムの構築とそれを支える技術の開発がきわめて重要である。本シンポジウムは、問題の認識とその解決のための技術展開の重要性の認識につなげ、また我 が国の世界への貢献の糸口にすることを目的とする。

報告

水資源問題と題して、我が国のみでなく世界で水問題について活躍している松井三郎博士と、水の再利用について世界的に著名な浅野孝博士に講演い ただき、また再利用の先端を行くカリフォルニアの事例をマイケル・ウェナー博士に紹介いただいた。次に、科学・産業施策と題して、新たな都市の環境問題と その解決を図るべく展開されている「京都大学G-COEアジアメガシティの人間安全保障工学拠点」についてその代表者である松岡譲教授に、また全米科学財 団の科学技術センターでの浄水研究について、マーク・A・シャノン博士に講演いただいた。そして京都大学や関西地域等での展開について、京都大学の松重和美教授や関西経済連合会、京都府の方々に紹介いただいた。最後に、総合討論とまとめとして「水に関する新たな展開」と題してパネル討論を行った。
本シンポジウム後に開かれた交流会では、様々な機関からの参加者との交流がはかれ、水資源問題に取り組む今後のビジョンを共有する場となった。