イベント詳細
第6回日蘭水道技術ワークショップ
開催日：2009年10月14日 - 16日
場所：京都大学桂キャンパス Cクラスター C1-2棟 グローバルホール人融
主催：
日本水環境学会
共催：
- 社団法人土木学会
- 京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」
出席者数：100名
Report 051
概要
本ワークショップは、日本、オランダ両国の上水・下水・水資源管理に携わる研究者、技術者を中心とした研究発表を通じて、2国間の研究・技術交 流と共同研究の推進を図ることを目的とする。水環境学会主催で過去に計5回開催されており、今回京都大学において第6回を開催したものである。
報告
ワークショップでは、大嶌幸一郎工学研究科長より京都大学-オランダ間の研究教育交流の概略紹介とワークショップに対する期待が述べられるとと もに、伊藤禎彦実行委員長より日蘭ワークショップの歴史紹介が述べられた。また、渡辺義公北海道大学教授ならびに松井三郎京都大学名誉教授からそれぞれ 「日本における持続可能な家庭排水処理」および「有機性廃棄物を有機農業へとうまくリサイクルするためのキーテクノロジー」に関する基調講演が行われた。
また、上水道／健康リスク管理、下水道／再生水利用、気候変動への適応策のそれぞれの分野において、両国から計22件の一般講演が行われた。各セッション では、両国が直面する水環境問題に関する最新の話題提供が行われ、活発な質疑応答を通じて共通する問題に対する認識を深め、情報共有を進めることができ た。
本ワークショップ後に開かれた懇親会では、京都大学および国内における水関連研究者とオランダ側の研究者との交流と有意義な意見交換がなされた。
最終日に行われたテクニカルツアーでは、大阪市内の先端水処理技術を適用した浄水処理実験施設および中水利用施設の見学会が行われ、活発な意見交換が行われた。
