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イベント詳細


物理探査の最近の進歩に関する国際シンポジウム(RAEG2009)

開催日:2009年10月15日 - 16日
場所:京都大学京大会館

主催:
- 地質学研究室・ジオフィジックス研究室・JAPEX講座(京都大学)
- 地盤環境工学研究室(関西大学)
- 東京地学協会
- 京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」

共催:
- 地球システム総合研究所
- 環境・エネルギー・農林業ネットワーク(EEFA)

後援者:
- 物理探査学会(SEGJ)
- 日本地球掘削科学コンソーシアム(J-DESC)

出席者数:約50名

Report 071

概要

第13回目の物理探査学における最近の研究に関する国際シンポジウム(RAEG)が、2009年 10月15-16日、京都大学京大会館にて開催された。本シンポジウムの目的は、物理探査学やそれに関する他の科学技術の最近の研究の発展を広め共有することである。

報告

RAEGシンポジウムで、松岡教授が開会の挨拶を行った。開会の挨拶では物理探査学だけでなく地質学、岩盤工学といった広い分野の及ぶRAEGシンポジウムについて話をされた。 日本以外の海外からのものも含め、本シンポジウムでは 25 枚の技術論文が発表された。内容は物理探査学、土木工学、環境工学に及んでいる。さらに、シンポジウムの休憩の間には参加者が観覧しちょっとした議論ができるポスターセッションが行われた。 2日間のシンポジウムの間、すべての発表者は4つのセッションに分けられた。1つ目のセッションは初日に、残りのセッションは二日目に行われ、また、本シンポジウムには招待された発表者も何人か参加していた。
1つ目のセッションは掘削、検層、地球物理学でついてであった。このセッションでは 7人のプレゼ ンターが発表を行った。
初日、本シンポジウムの終了後、小規模の懇親会が行われた。懇親会では参加者たちによってシンポジウムについての意見交換や議論が行われた。 2つ目のセッションは 2日目、2009年10月16日に行われた。このセッションでは、海洋地球学、天然資源探査学についてであった。このセッションでは 5 人のプレゼンターが発表を行った。 3 つ目のセッションの議題は新しい地球物理学の進歩であった。このセッションでは 5 人のプレゼン ターが発表を行った。
最後のセッションは、地殻規模の画像化についてであった。4 人のプレゼンターが発表を行った。またこの後、三ヶ田教授が本シンポジウムの閉会の挨拶を行った。
本シンポジウムに加え、閉会式終了後ワークショップが行われた。議題は3D GeoModellerでIntrepidによって行われた。このワークショップには主に修士と博士の学生が出席した。
50人以上の参加者がシンポジウムに参加し、教授方だけでなくRAEGシンポジウムに関心を抱いている多くの研究者、研修者、生徒が一堂に会することができた。