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イベント詳細


建築構造物の地震工学に関する日本−韓国−台湾3国セミナー

開催日:2009年12月3日 - 5日
場所:京都大学桂キャンパス 桂ホール

主催:
SEEBUS2009 組織委員会

共催:
京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」

出席者数:72名

Report 041

概要

本セミナーは、1999年に韓国ソウル市で開催されて以来、日本、台湾、韓国で順次開催されてきた。昨年は10年目を迎え、韓国済州島で開催された。
日本、韓国、台湾の建築構造研究者や技術者が最近の研究成果を発表し、議論し、他の研究者や技術者と情報交換を行う。また、若手研究者にとって自らの研究 を発表し、他の研究者や技術者と討論する格好の場となる。また、優秀な論文および講演には、SEEBUS Awardが授与される。

報告

開会式では、コーディネーターである西山峰広教授より参加者に対して歓迎の意が述べられるとともに、参加者、keynote講演者と講演題目お よびSEEBUS Awardの歴代受賞者が紹介された。韓国と台湾のコーディネーターであるSung-Gul Hong教授とCheng-Chih CHEN教授よりセミナーホスト国である日本とGCOEからの支援に対して謝意が述べられた。
台湾から11名、韓国から17名、日本からは8名の京都大学教員と25名の大学院生を含む44名が参加した。ひとつの国あたり約10の論文発表を行い、質 疑討論を行った。一般講演論文31編、keynote講演3編であった。発表された論文の分野は、コンクリート造建築物、鉄骨造および合成構造物、震動制 御、数値計算およびネットワーク、および耐火性であった。
本セミナー後に開かれた懇親会では、佐藤篤志助教(建築学専攻)が優秀講演としてSEEBUS Awardを受賞した。