イベント詳細
「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」「環境マネジメント人材育成国際拠点」
マラヤ大学海外拠点オープニングセレモニー
開催日:2010年1月20日
場所:マラヤ大学大学院研究院1階オーデトリアム(マレーシア・クアラルンプール)
主催:
- マラヤ大学
- 京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」
共催:
科学技術振興調整費「京都大学環境マネジメント人材育成国際拠点」
出席者数:約100名
Report 084
概要
京都大学グローバルCOE「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」では、七番目の海外拠点として、2009年11月にマラヤ大学(マレーシア) との間で覚書を締結しました。本セレモニーは、クアラルンプール拠点の開設を祝賀すると共に、本拠点への期待や将来ビジョンを共有化することを目的としています。
報告
本オープニングセレモニーでは、Mohd.Jamil Maahマラヤ大学副学長補佐より、開会の辞が述べられると共に、大嶌幸一郎工学研究科長より、京都大学とマラヤ大学の間のこれまでの交流、さらに本拠点に対する今後の期待が述べられました。また、Ghauth Jasmonマラヤ大学副学長からは、大学間競争の中での本拠点の意義が述べられました。さらに、堀江昌彦大使(駐マレーシア日本国特命全権大使)は、バハサ(マレーシア公用語)を流暢に使用されながら、本プログラムへの期待を述べられました。
次いで、覚書の交換や堀江昌彦大使によるプレートへの署名が行われ、記念品の交換と写真撮影が行われました。その後、GCOE-HSEプログラムリーダー松岡譲教授が、本GCOEプログラムが目指す目標と人間安全保障工学がアジアにおいて果たす役割について述べ、また、EMLプログラムリーダーである藤井滋穂教授が、これまでのマラヤ大学との間のe-learningの活動を報告すると共に、「環境マネジメント人材育成国際拠点(EML)」のプログラムの概要を説明しました。本セレモニーの後には、報道関係者への記者会見が開催され、マラヤ大学との間の留学生の交流などについての質疑応答がなされました。そして、主要関係者によるオフィス見学が行われ、盛会のうちに終了しました。本セレモニーでは、約100名の関係者が一堂に会し、これまでの京都大学とマラヤ大学の友好関係が非常に高いものであることを示しました。また、GCOE-HSEプログラム、EMLプログラムに対する関心も高く、今後、クアラルンプール拠点(マラヤ大学)の発展に大いに期待するものであります。