イベント詳細
第8回台湾−日本耐震系合同学生セミナー
開催日:2010年3月8日 - 11日
場所:台湾中央大学カンファレンスルーム(台湾)
主催:
- 京都大学土木系耐震工学研究グループ
- 台湾中央大学土木工程学系
- 東京工業大学耐震工学研究グループ
- 神戸大学耐震工学研究グループ
- 広島大学耐震工学研究グループ
共催:
京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」
出席者数:40名
Report 083
概要
本シンポジウムは、耐震工学分野における学生が英語で研究成果を発表し、互いの交流を深めるため に企画されているシンポジウムである。毎年京都大学と台湾中央大学を会場に開催し、今回で第8回を数える。
報告
台湾中央大学をホスト校として、京都大学防災研究所・工学研究科都市社会工学専攻の耐震工学系研究室、台湾中央大学土木工程系の耐震・構造・地盤系研究室、東京工業大学総合理工学研究科人間環境システム専攻、理工学研究科土木工学専攻の耐震工学系研究室、神戸大学大学院工学研究科市民工学専攻、広島大学工学研究科社会環境システム専攻の学 生および教員が集い、シンポジウムが開催された。
H.T. Chou台湾中央大学土木工程系学科長によるオープニングアドレスの後、5大学の学生による英語での口頭発表が24件行われた。参加者は約40名である。各発表に対して活発な質問がなされたが、本セミナーでは特に学生による討議を重視していることもあり、学生からの質問がない場合には司会者から指名するなど、運営を工夫した。
また台湾中央大学の大型実験施設の見学会も催され、多くの学生の参加があり、実験施設に関して積極的な質問がなされた。
セミナー一日目の最後には夕食会が催され、英語での学生間の交流が深められ、英語発表のための準備も含め、発表、討議を英語で行ったことは、それぞれの学生に取って有意義な機会であるとともに、自信にもつながり、今後の国際的な活動に向け、得られた成果は大きなものであったように思われる。