イベント詳細
平成21年度 健康リスク管理研究領域成果報告会
開催日:2010年6月11日
場所:京都大学桂キャンパス Cクラスター C1 大講義室(191)
主催:
京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」
出席者数:40名
Poster
Report 107
概要
京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」健康リスク管理研究領域における、これまでの海外活動拠点における活動に関する報告や2年間の教育研究活動において得られた具体的な研究成果を、環境工学、健康リスク管理研究領域の研究者、学生において共有するとともに、「徹底した現場主義」のコンセプトの基で人間安全保障工学という新たな学理の構築に向けて、環境工学だけではなく、土木工学、建築学、防災学の視点からその内容について討議することを目的とする。 第1部では、健康リスク管理研究領域における研究成果発表を行う。第2部では、健康リスク管理研究領域だけではなく、都市ガバナンス、都市基盤マネジメント、災害リスク管理の研究領域とのパネルディスカッションにより、人間安全保障工学の構築に向けて健康リスク管理研究領域が目指すものに関して議論した。
報告
第1部の研究成果発表では、12件の研究プロジェクト、4件の若手研究プロジェクトの研究発表があり、深圳やハノイ等の海外活動拠点等において、活動的に研究活動がなされていることが報告された。 第2部では、都市ガバナンス、都市基盤マネジメント、災害リスク管理の各研究領域から、主として深圳拠点、ハノイ拠点における研究教育活動について4件の話題提供がなされた。その後のパネルディスカッションでは、いかに現場主義、問題解決型の学問として実践性を確保するのか、また、どのように人間安全保障工学における健康リスク管理領域として学理を追究し、展開していくべきかについて、4つの研究領域の視点から活発な論議がなされた。