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イベント詳細


第9回台湾−日本耐震系合同学生セミナー

開催日:2010年7月25日 - 27日
場所:観潮荘(南あわじ市)、野島断層保存館、人と防災未来センター、阪神高速震災資料館

主催:
京都大学土木系耐震工学研究グループ

共催:
- 台湾中央大学土木工程学系
- 東京工業大学耐震工学研究グループ
- 広島大学耐震工学研究グループ
- 京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」

出席者数:27名

Report 109

概要

本シンポジウムは、耐震工学分野における学生が英語で研究成果を発表し、互いの交流を深めるために企画されているシンポジウムである。毎年京都大学と台湾中央大学を会場に開催し、今回で第9回を数える。

報告

京都大学をホスト校として、京都大学防災研究所・工学研究科都市社会工学専攻の耐震工学系研究室、台湾中央大学土木工程系の耐震・構造・地盤系研究室、東京工業大学総合理工学研究科人間環境システム専攻、理工学研究科土木工学専攻の耐震工学系研究室、広島大学工学研究科社会環境システム専攻の学生および教員が集い、シンポジウムが開催された。 澤田教授によるオープニングアドレスの後、4大学の学生による英語での口頭発表が17件行われた。参加者は27名である。各発表に対して活発な質問がなされたが、本セミナーでは英語による研究活動能力を高めることを目的の一つとしており、司会も学生が務め、学生間による討議を重視している。 本セミナーは日本で開催されたセミナーとしてははじめて京都大学を離れ、兵庫県南部地震の震源に近い淡路島で開催した。周辺には数多くの耐震工学に関わる博物館が存在し、3日目には野島断層記念館、人と防災未来センター、阪神高速震災資料館の見学会も催され、多くの学生の参加があり、積極的な質問がなされた。 セミナー二日目の最後には夕食会が催され、英語での学生間の交流が深められ、英語発表のための準備も含め、発表、討議を英語で行ったことは、それぞれの学生に取って有意義な機会であるとともに、自信にもつながり、今後の国際的な活動に向け、得られた成果は大きなものであったように思われる。