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イベント詳細


京大地球系、建築系の国際展開 –その必然性と展望–

開催日:2011年2月24日(木)14:30-17:30
場所:京都大学桂キャンパス CクラスターC1 大講義室(191)

共催:
工学研究科
防災研究所
地球環境学堂
グローバルCOE「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」(地球系3専攻、建築学専攻、地球環境学堂、防災研究所)
グローバルCOE「極端気象と適応社会の生存科学」(防災研究所など)
科学技術振興調整費「環境マネジメント人材育成国際拠点」(地球環境学堂など)
グローバル30「地球工学科国際コース」(地球工学科)
グローバル30「環境基盤マネジメント国際コース」(社会基盤工学専攻)
グローバル30「都市地域開発国際コース」(都市社会工学専攻)
グローバル30「国際プロジェクトマネジメントコース」(経営管理大学院)
グローバル30「国際環境マネジメントコース」(地球環境学堂)

出席者数:約180名

Poster

Report 135

概要

本シンポジウムは、現在、京都大学地球系・建築系で実施されているグローバルCOE、グローバル30をはじめとする国際プロジェクトの共催のもと、京都大学の地球系・建築系における研究・教育の国際展開の必然性と展望を共有化することを目的として開催します。各研究領域が抱える国際展開への課題や展望について各領域を代表する先生が講演すると共に、研究領域間の連携と将来展望について議論を行います。

報告

シンポジウムでは、京都大学理事の大西有三教授から、全学の視点からの国際展開の必然性と展望について講演を行いました。大学全体の目指す方向と地球系・建築系のおかれている現状について説明しました。続いて、建築系を代表して,門内輝行教授が「建築活動のグローバル化への対応」という題目にて、建築業界の国際展開について講演を行いました。また、大津宏康教授は,土木系を代表して「なぜ土木系が海外へ舵を切ったのか」という題目にて、日本と海外の土木業界を比較しながら、国際展開への展望について説明しました。続いて、資源系を代表して松岡俊文教授が「グローバル化時代における資源開発活動」という題目にて、ある資源系の卒業生の軌跡を交えた上で、技術力の重要性について説明しました。田中宏明教授は、「求められる環境系の海外展開」という題目にて、アジア展開への見込みと水ビジネスの可能性について講演を行いました。最後に、防災系を代表して寶馨教授が、国際機関との連携した活動を紹介すると共に、防災研が中心で進めているもう一つのグローバルCOEプログラム「極端気象と適応社会の生存科学」について説明を行いました。 各先生からの講演の後は、パネルディスカッションを実施しました。教員らの予想に反し、出席した学生から多くの質問があがると同時に、国際展開への積極的な意見が出されました。