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イベント詳細


環境に関する海外フィールドトレーニングコース -第12回途上国の環境問題を見て考える全国学生ツアー(土木学会)-

開催日:2011年3月3日 - 8日
場所:ハノイ理工科大学、フエ科学大学、ダナン工科大学(ベトナム)

主催:
土木学会

共催:
- 京都大学環境マネジメント人材育成国際拠点(科学技術振興調整費)
- 京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠

出席者数:約50名

Report 169

概要

2011年3月に、ベトナム(ハノイ、フエ、ダナン)において環境に関する海外トレーニングコースを、土木学会第12回途上国の環境問題を見て考える全国学生ツアーのもと、HSEハノイ海外ベースおよびEMLハノイフィールドキャンパスとの協力により実施した。このコースはワークショップ、研究発表および施設見学よりなり、その目的は、参加者がベトナムにおける環境問題および京都大学のベトナムでの教育研究活動についての理解を深めることにあった。

報告

環境に関する海外トレーニングコースが2011年3月3から8日に渡り、ダナン、フエおよびハノイにおいて実施された。本コースは、ワークショップ、学生研究発表および施設見学による。
コース1日目はダナンにおいて開始された。ダナンでの環境研究に関する議論が行われると共に、下水処理場および最終処分場の視察が行われた。また、ダナン工科大学のLe Kim Hung学長への表敬訪問も行われた。 2日目からはフエにてコースは実施された。参加者はフエでの環境衛生に関するミーティングと施設見学に参加した。まず、Hoang Van Hien副学長および藤井滋穂教授から挨拶があり、全員が自己紹介を行った。フエにおける環境衛生に関する特別講義を聴講したのちには、水処理施設および最終処分場の視察を行った。3日目は環境マネジメントの教育研究についての京都大学—フエ大学国際シンポジウムに参加した。4日目には、フエ市内での視察の後、ハノイに移動した。
5日目および6日目はハノイにてコースは継続された。まず、参加者は、環境マネジメントに関する京都大学-ハノイ理工科大学-土木学会学生ワークショップに参加した。ハノイ理工科大学からの教員・学生の参加を得て、日本およびベトナムからの学生がそれぞれの研究に関する発表を行い、相互交流を深めた。翌日には、参加者はハノイ市内の最終処分場および下水処理場の視察を行った。
これらの活動を通じ、参加者はベトナムの環境問題と京都大学のベトナムでの活動に関する理解を深め、ベトナム人研究者学生との交流を深めた。以上、本ワークショップは成功裏に終了した。