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イベント詳細


建設事業の多国籍ジョイントベンチャーに関する国際会議
―国際化と分権化時代におけるインフラ整備のためのジョイントベンチャー―


開催日:2011年9月28 - 29日
場所:バンドン工科大学ウェストホール

主催:
- 京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻
- 京都大学経営管理大学院
- バンドン工科大学
-マレーシア国際イスラム大学

共催:
- グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」
- 京都大学経営管理大学院経営管理研究センター

出席者数:約100名

Report 178

概要

建設工事及びインフラ整備事業には,多数のプレイヤーが係わる.ジョイントベンチャー(以下,JV)は,インフラ整備事業において,不可欠な組織上の仕組みであり,JVの成否が事業の経済的パフォーマンスの重要な要因となっている.多くの国では,公共セクターがインフラ整備の責任を負っており,他の産業は主に民間セクターに属するという点において,インフラ産業は特殊である.したがって,インフラ産業におけるJVの形態は,それ以外の産業とは異なっているであろう.また,それぞれの国によっても,JVが採りうる形態は,調達,ファイナンス,リスクマネジメントの観点から異なる可能性がある.これらの国々で異なりうるジョイントベンチャーの形態を理解することによって,他国の経験から学習し,さらにより良いJV工事の枠組みを生み出すことができる.JVは,非常に多くの論点を含んでおり,本国際会議に於いては,JVに関する広範囲のトピックを受け入れた.また,インドネシアでは,地方分権が進展する中で,公民連携のJVがもたらす影響についても,議論の対象とした.

報告

本国際会議には,100名以上の参加者が集まり,経済担当の副大臣からの基調講演を含む36編の研究発表があった.主な議論のトピックの一つとして,公民連携(PPP)の役割と,実際に実施する上でのさまざまな問題があった.参加者は,異なる国の間で実施されているPPPの研究から,政治経済的な背景の違いを認識し,それらがもたらす影響について,有意義な議論を行うことができた.また,建設産業が国際化する中で,JVはますます重要になり,文化的な違いを乗り越えて,効果的に機能する仕組みを確立することであることが分かった.来年は,10月に韓国太田市の国立ハンバット大学において,本国際会議が実施される.