イベント詳細
2011東日本大震災と津波-災害マネジメント,復旧,復興を改善するためのチャレンジと機会-(ヒューマニタリアンロジスティクスと非常時に関するシンポジウム)
開催日:2012年2月1日
場所:京都大学桂キャンパスCクラスター グローバルホール人融
主催:
- 科学技術振興機構
- 京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」
出席者数:20名
Poster
Report 197
概要
2011年に日本の東北地方を襲った東日本大震災は甚大な被害を及ぼし,混乱を引き起こした。東日本大震災により引き起こされた混乱した状況は,研究者,実務家双方にとって,防災計画,緊急時への備え,事業継続性など多くの問題を突き付けた。本シンポジウムでは,多分野にわたる研究者による意見交換の機会をもたらすことを目的としている。
・リスクマネジメント戦略
・緊急時の対応と復旧
・復興
・廃棄物マネジメント
・災害緩和に向けたモデル研究
被災後の減災に向けて,学術的な面,実践的な面から議論し,有用な提案を目指している。
報告
様々な参加者の積極的な協力により,ワークショップは成功のうちに終了した.将来の災害による被害軽減を目指し,効果的な計画が重要であることを確認した。
災害マネジメント,復旧計画,災害への備えなどの方向性について,議論した.東日本大震災を含めた過去の災害について発表がなされた。災害後に残された問題や教訓を概説した。災害からの復旧の現在の取り組みや将来の災害復旧のための研究構想を議論した。本ワークショップの最大の成果は,災害マネジメントとして復旧と復興の過程をより詳細に理解するため,様々な分野の実務家と学識者が集い,議論する機会をもうけたことである。ワークショップの参加者は本ワークショップの意義を改めて確認し,また同様のワークショップが開催されることに期待を込めていた。