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イベント詳細


ベトナム関連研究についてのEML特別ワークショップ

開催日:2012年3月13日
場所:京都大学 吉田キャンパス 総合研究5号館2F 大講義室

主催:
京都大学大学院地球環境学堂

共催:
京都大学環境マネジメント人材育成国際拠点(科学技術振興調整費)

後援:
京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」

出席者数:68名

Report 203

概要

京都大学では、10年間以上に渡り、ハノイ理工科大学、フエ大学、ダナン大学を始めとするベトナムの大学との共同研究や教育活動を促進してきた。
本ワークショップは、日越学長会議の開催に際して、地球環境学堂・学舎、EMLプログラム、GCOE-HSEを中心に、これまでのベトナムでの研究や教育活動、ベトナム人留学生による研究についての発表を通じて成果を確認するとともに、今後の活動の展開を目指し京都大学とベトナムの大学の教員と学生との交流を深めることを目的としたものであった。

報告

本ワークショップには、本学並びにベトナムの大学の教員と学生が68名参加した。また、ビデオ会議システムを通じて、フエ農林大学とダナン工科大学へもワークショップの様子が伝えられた。 始めに藤井滋穂教授(EMLプログラム・リーダー)からの歓迎の挨拶が伝えられ、続いて原田英典助教がこれまでの活動の内容と成果の概況を説明するとともに参加者を紹介が行われた。セッション1では、藤枝絢子EML特定助教がベトナム人留学生による研究、ベトナムの大学の学生を対象とした短期留学プログラム、現地コースについて紹介した後に、4名のベトナム人留学生(Tran Thanh Duc, Nguyen Ngoc Tung, Dinh Quang Hung and Nguyen Thi Thu Hien)が学位研究についての発表を行った。セッション2では、Chinagarn Kunacheva EML特定助教がベトナムでの研究教育活動を紹介し、ベトナムを対象とした研究を行っている6名の学生(松田佳子、今田啓介、椿野結哉、古寺倫也、木本祐一、冨田浩樹)が発表を行った。また、後半にはポスターセッションが設けられ、そこでは学生らが英語で積極的に研究内容を説明し、質問に答える大学院生の姿が見られた。最後に、EMLプログラム・リーダーの藤井滋穂教授からまとめと閉会の挨拶があり、ワークショップは盛会のうちに閉会した。
本ワークショップを通じて、参加者らは多岐に渡る研究や教育活動の内容、継続的な連携の成果を再確認するとともに、積極的に意見を交わし、新しい活動への提案がなされるなど、今後の活動の発展につながるワークショップとなった。