池上 麻衣子
諸外国における重金属動態に関する研究
工学研究科 都市環境工学専攻
環境システム工学講座 環境リスク工学分野
行き先：ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学フランクフルト・アム・マイン（ドイツ）
期 間：2010年3月10日〜3月21日
私は，Institute for Atmospheric and Environmental Sciencesの研究室を訪問し，教授や研究員，技術員の方々に，ドイツの環境問題や試料の採取方法，測定方法，解析方法についてお話を伺い，実験室の見学も行いました。Zereini教授は，大気中の粒子性物質の動態について，ほこりや土壌中に含まれている重金属の濃度分布について研究されています。試料の採取方法や抽出方法では，自分の研究で用いた方法と比較することができ，自分の研究をわかりやすく伝える難しさを感じながらも，意見交換することができました。研究内容では，地域間の重金属の分布の違いや健康リスク評価などを学び，異なった視点からの考え方など，これからの私の研究に役立つものばかりでした。試料の採取や測定で使用する装置についても詳しく説明していただきました。
どの研究室もとても親しみやすい雰囲気で，10日間でしたが，あっという間に時間が過ぎていきました。
今回のインターンシップで学んだ貴重な経験を生かして，次のステップアップにつなげたいと思います。
