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若手海外活動研修 > 2010年 > タラン サン トゥ

タラン サン トゥ

ベトナムにおける低炭素社会(LCS)研究の将来性について

工学研究科 都市環境工学専攻 環境システム工学講座  大気・熱環境工学分野
行き先:ホーチミン市立自然資源環境大学(ベトナム)
期 間:2010年3月2日〜3月23日
私のグローバルCOEプログラムのAdvanced Capstone Project(ACP)インターンシップは、3段階に分けることができます。今回はその第1段階であり、最大の目的はベトナム人研究者と交流を持ち、アジアにおける低炭素社会(LCS)研究を拡大することでした。ベトナムにおけるLCS研究の将来性について、研究の正確さだけでなく、データの有効性についても意見や考えを伺うことを目的としていました。 ベトナム政府がこの研究にかけられる資金やデータの有効性の問題により、ベトナムにおいてLCS研究の実行は難しいと感じられました。しかし、将来におけるベトナムの発展を考える多くのベトナム人研究者にこの研究に興味をもっていただくことができました。 今回のインターンシップに参加したことによって、ベトナム人研究者がどのような問題に関心を持っているのかを知ることができ、将来における京都大学とベトナムの大学やその他機関との共同研究の可能性を発見することができ、大変有意義なものとなりました。しかし、今回は政府関係者との交流の場が少なく、多くのデータを収集することができなかったため、次の段階ではより努力したいと思います。

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