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チティズ チャラナ シレスタ
面外屈曲を受ける石造り壁の改造に関する実験的及び数値解析に関する研究
工学研究科 建築学専攻 建築構造学講座 建築力学分野
行き先：トリブータン大学（ネパール）
期 間：2010年8月18日〜8月23日
私のインターンシップの目的は、ネパールの歴史上の石造構築物の現在の状況を把握することと、地元の住民の安全な生活環境と歴史的文化的な遺産を維持するために必要な知識を得るためで、構造エンジニアリングの専門家や教授と若手土木技師のために、それらの知識の共有と情報交換を始めることでした。
トリブータン大学で行われた会議では、主に石造構築物に対して日本で行われている改造耐震技術方法の、ピンで留めることで広く活用できるいろいろな改造方法に関して議論しました。この会議に加えて、「ユネスコ世界遺産リスト」に登録されている周辺の３つの都市カトマンドゥー、ラリトプールとバクタプールにある歴史上の石造り構築物の調査は、それらの現在の状況を知ることができ、実りが多かったです。
このインターンシップは、現在の正確な状況を知ることができ、ネパールの密集している地域の人々に安全を提供するだけでなく、歴史的に重要な意味を持つ石造り構造の構築物の安全性に関して認識を広げる良い機会となりました。
