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若手海外活動研修 > 2010年 > 中村 謙吾

中村 謙吾

RESDプログラムを通じて学んだ世界

工学研究科 都市環境工学専攻 環境システム工学講座  環境リスク工学分野
行き先:同済大学(中国)、京都大学(日本)、 韓国科学技術院、浦項工科大学 (韓国)
期 間:2010年6月27日〜7月17日
RESDプログラムに参加した日中韓の若手研究者との共同生活は、国際的な文化の違い、生活環境の違い、個々の人間性の違いによる、興味と刺激のある三週間でした。中国では、中国国内の環境問題を中心としたレクチャーを受講しました。世界でもっとも多くの人間が住む中国国内で直面している問題に触れることで、環境問題をデスクワークで考えることについての小ささを感じることができました。次の訪問の日本では、日本の経済発展の負の遺産となる過去の環境問題について学びました。興味深いことに、環境問題の歴史に対しての意見が二極化したのです。私は、経済発展することと環境問題についての関係性については、バランスによってコントロールしていかなければならないと考えています。しかし、一部の人は、経済発展の負の面にも十分な注意を払うべきではあるが、やはり経済発展の方を注意すべきであると熱く議論していました。最後の韓国のレクチャーの中心は、最先端技術について学びました。各レクチャーは、様々な環境分野の最先端の理論であり、驚きの連続でした。

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