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若手海外活動研修 > 2010年 > モハマド ユスプ ヌル ハキム

モハマド ユスプ ヌル ハキム

干渉SAR解析を用いた貯留層モニタリングの研究

工学研究科 都市社会工学専攻 ジオマネジメント講座  環境資源システム工学分野
行き先:プルタミナ(インドネシア国有石油ガス会社)、 バンドン工科大学(インドネシア)
期 間:2010年7月3日〜7月24日
私のインターンシップの主な目的は干渉SAR解析を用いた新しい貯留層モニタリング手法の研究と紹介です。この手法はカナダのオイルサンド産出地域の観測データに適用し、成功しています。今回、この手法をインドネシアの石油、天然ガス産出地域に適応する可能性や適切性について、プルタミナの方々と議論を行いました。そのとき、石油、天然ガス産出地域への適応だけでなく、地熱開発への適用可能性についても議論を行いました。この議論を通して、私の研究に対する多くの建設的な批判をいただきました。しかし、特に地熱開発においての適用可能性について前向きな意見をいただくことができました。このインターンシップ期間中、私はバリで行われた学会で発表を行いました。その他にも日本とインドネシア共同学会にも参加しました。この学会は二酸化炭素地中貯留(CCS)と石油増進回収法(EOR)に関して、インドネシア(バンドン工科大学、プルタミナ)と京都大学で研究状況の確認を行うことが主な目的であり、私の研究もこの目的に貢献できたと思っています。

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