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ガンワディ ウィライニャム
産業廃水処理施設における廃水の水質の調査
地球環境学舎 環境マネジメント専攻 環境調和型産業論分野
行き先：マヒドン大学（タイ）
期 間：2012年12月4日〜2012年12月27日
私のインターン研修では、タイ王国の工業団地内にある産業廃水処理施設を対象に、ペルフルオロ化合物類（PFCs）とその他の水質を調査しました。対象地には、ウェルグロー、ラカバン、バーンプリー工業団地を選びました。各工業団地では、電気、化学、自動車、プラスチック、パーソナル・ヘルスケア製品の製造工業など、PFCsを排出している可能性のある産業が複数存在していました。ウェルグローでは144、ラカバンでは198、バーンプリーでは149の工場があり、各団地ですべての工場廃水が中央廃水処理施設に集約されていました。
各工業団地で設定した地点において、ゴム手袋を装着した手で廃水を採取（各地点 n=2）しました。採水容器には、市販の1.5 L細ねじ口ペットボトルを用いました。ペットボトルは採水前にメタノールで洗浄し、乾燥させておきました。採水後、試料のろ液中に含まれる、TOC、SS、濁度、イオン、重金属そしてPFCsを分析しました。
本インターン研修では、タイ王国の産業廃水の水質について調査する機会を得ることができました。
