ジャオ ジャン
災害に対応した都市デザイン研究
工学研究科 建築学専攻 建築保全再生学講座
行き先:マサチューセッツ工科大学建築学学院(アメリカ)
期 間:2012年12月11日〜2012年12月22日
防災設計の発達と災害軽減のための都市デザインの手法を理解し、現在の研究をするために、12月11日から22日にかけて、私はMITの建築学学院でのインターンシップに参加しました。この期間中は主に修士の都市デザインプロジェクトの予備審査と卒業審査が開催されました。そして、メディアラボというメディア芸術と科学の研究を中心にする機関を訪問し、幾つかのプロジェクトを見学しました。都市プロジェクトは四つの段階のトレーニングによって推進され、その内容は都市空間と構成におけるイデオロギーモデルの分析、GISの応用、現地調査と分析、設計および表現です。この卒業プロジェクトは一年の時間がかかります。前半はプロジェクト関連の研究で、後半はデザインと表現という流れです。持続可能性と環境問題および防災対策などは頻繁に議論され、そして、ボストンの海面上昇問題と地震後の日本東北地域の再生方針という問題も分析されています。インターシップの間に、建築設計と計画的なアプローチを通じて防災設計についての知識を得られたとともに、人間安全保障工学に対する理解も深められました。