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ピッチナリー ラリターポーン
衛星観測を用いたタイにおける対流圏のNO2濃度の評価
工学研究科 都市環境工学専攻 環境システム工学講座 大気・熱環境工学分野
行き先：キングモンクット工科大学ラークラバン校，科学技術環境省・公害管理局（タイ）
期 間：2012年10月2日〜2012年11月9日
私のインターンシップの目的は，衛星観測（GOME, SCIAMACHY, OMI, GOME-2）データを利用して，タイ国のNO2の排出状況を調べることでした。主な活動は科学技術環境省に属する公害管理局（PCD）での1996年から2011年の間の大気汚染物質の地上観測データを収集するとともに，キングモンクット工科大学ラークラバン校（KMITL）で2005年の大気汚染物質排出イベントリーを収集しました。収集したデータと衛星観測値を比較し，データの一致性を整合、汚染物質の長期傾向と季節変化を評価しました。私の研究は衛星観測データに基づいていますので，タイ国の排出インベントリーと地上観測データを統合することで，大気中でのNO2の挙動をよりよく理解できるようになりました。また、現地の研究者と交流を通じて私の研究に新しい知見を得られたと感じました。
