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イベント詳細


GCOE若手シンポジウム「コンサーンアセスメントと合意形成」

開催日:2009年5月20日
場所:京都大学桂キャンパス Cクラスター C1-2棟 グローバルホール人融

主催:
京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学点」

共催:
大学院教育GPインテック・フュージョン型大学院工学教育

出席者数:約30名

Poster
Report 045

概要

本シンポジウムは、人間安全保障を実現する上で重要なコンサーン・アセスメント・ツールと合意形成システムについての最近の概観と展望を議論し 合うことを目的として開催する。人々は、それぞれ異なる価値観や利害関心を持っているため、公共サービスに対する認識や理解も多様である。認識の多様化に 起因する公共サービスをめぐる社会的なコンフリクトの増加は、公共サービスの提供に関わる協調的行為を阻害する要因となり、さらには、人間の安全保障を脅 している。

報告

本シンポジウムは、GCOE・HSEの第2回目の若手シンポジウムとして、コンサーンアセスメントと合意形成に関する最新の斬新な研究を紹介 し、 議論を行ったものである。シンポジウムの講演には、 京都大学大学院工学研究科の鄭蝦榮研究員、名古屋工業大学・工学研究科ながれ領域の秀島栄三准教授、 名古屋工業大学・情報工学専攻つくり領域の白松俊助教、東京工業大学・理工学研究科土木工学専攻の羽鳥剛史助教が参加し、プロセス管理、心理学、情報学か らのコンサーンアセスメントと合意形成に関する様々な研究アプローチや現在の最先端の研究紹 介がなされた。本シンポジウムでは、コンサーンア セスメントと合意形成のために支援システムやプロセス管理における現状と課題に対する幅広い視点からの評価や検討がなされ、それに対して京都大学人間安全 保障工学の関係者の約30名が参加し、熱心な議論が展開された。