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イベント詳細


国際化に対応する環境工学とアジアとの連携に関するワークショップ

開催日:2009年7月31日
場所:京都大学 百周年時計台記念館国際交流ホール II、III

主催:
京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」

共催:
- 京都大学環境マネジメント人材育成国際拠点「環境マネジメントリーダープログラム」
- 京都大学環境衛生工学研究会

出席者数:約80名

Poster
Report 040

概要

地球規模で進行する地球温暖化問題等の深刻化のなか、環境工学の分野においても国際化に対応した研究・教育活動が求められている。本ワーク ショップでは、京都大学の環境工学における国際化に対する取組みを紹介するとともに、グローバル COE プログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」に関する活動を報告し、アジアを中心とした海外の国々とのさらなる連携促進を図ることを目的とす る。また、本ワークショップでは、人間安全保障工学分野・プログラムに所属する学生によるポスター発表を行うことで、平行して学生教育をも行うことを目的 とする。

報告

本ワークショップで行われた講演では、初めに京都大学・米田稔教授より「国際化に対応する環境工学」と題された講演が行われ、地球系専攻で進め られている専攻再編及び国際化拠点整備事業(グローバル 30)についての説明がなされた。続いて、京都大学・松岡譲教授及び藤井滋穂教授からは、「アジアとの連携プログラム」に関する講演が行われ、 グローバル COE プログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学」や「環境マネジメント人材育成国際拠点」の概要が紹介されるとともに、その目標と具体的な研究展開に ついての説明がなされた。京都大学・八十島誠准教授及び Nguyen Pham Hong Lien 助教からは、「海外拠点での活動報告〜深セン、 ハノイ〜」と題された講演が行われ、中国の深センおよびベトナムのハノイにある海外拠点での研究活動について、現地での写真を活用しながら活動報告がなさ れた。続いて京都大学・田中宏明教授及び藤井滋穂教授からは、「アジアと連携した環境研究」に関する講演が行われ、アジア・メガシティの人間安全保障工学 の健康リスク管理分野に関する具体的な研究内容の紹介とアジア諸大学との連携によるアジア・メガシティ水環境安全保障プログラム策定法の検討に関する説明 がなされた。最後に、京都大学大学院生・足立匡君から、「アジア諸国との交流〜学生インターンシップ〜」として、ベトナムでのインターンシップ体験談につ いての紹介がなされた。