イベント詳細
都市の交通とロジスティクスに関するショートコース
開催日:2009年9月7日 - 9日
場所:京都大学桂キャンパス Cクラスター C1-2棟 グローバルホール人融
主催:
京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」
出席者数:33名
Program
Report 058
概要
都市の交通とロジスティクスに関するGCOE-CMS共催のショートコースでは、都市のロジスティクスシステムや人間安全保障工学の観点より都 市交通システムの計画、デザイン、機能、維持に関する講義を行い、参加者の知識の享受を目的とする。参加者は、日本および外国の研究者による英語の講義を 受け、真に国際的な経験を積むことが期待された。
報告
ショートコースでは、谷口栄一教授、Fwa Tien Fang教授により開会の挨拶がなされ、広範にわたるGCOEプログラムの活動における本ショートコースの位置付け、および本ショートコースの目的が示さ れた。特に、GCOEプログラムにより作成が進められている人間安全保障工学のための都市交通およびロジスティクスに関するGCOE-CMSテキストブッ クにとって実験的な役割を持つことも述べられた。
1コマ60分で3日間にわたり延べ12コマの講義が行われた。講義は、都市交通およびロジスティクスの一般的な概念から始まり、施設配置計画、高度交通シ ステムの適用、配車配送計画、都市交通のネットワーク信頼性、危険物輸送など様々な発展的な話題に及んだ。講義には多くの修士課程、博士課程の学生および 学部学生が参加し、活発な議論が行われた。
最後に、Russell G.Thompson上級講師により本講義のディスカッション、およびまとめが行われ、人間安全保障工学に対する都市の交通とロジスティクスによる貢献について述べられた。