calender bar inside bar contact bar links bar link

イベント詳細


第9回IIASA-DPRI総合防災に関する国際会議

開催日:2009年10月12日 - 16日
場所:京都大学国際交流ホール、芝蘭会館

主催:
- 京都大学防災研究所
- 国際応用システム分析研究所

共催:
- 京都大学GCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学」
- 日本学術振興会
- DRH(Disaster Reduction Hyperbase)コンソーシアム

後援:
- (財)関西エネルギー・リサイクル科学研究振興財団
- (財)防災研究協会
- 国連防災計画 (UNISDR)
- 欧州連合共同研究センター(ECJRC)
- 内閣府
- 日本自然災害学会
- 日本災害情報学会
- 地域安全学会
- 地理情報システム学会
- 日本災害復興学会

出席者数:約150名

Report 062

概要

本国際会議は、総合防災・災害リスク軽減に関する国際会議である。アジア、アフリカ、欧米の合計15カ国から約150名の参加者が見込まれる。 専門家と現場の実践家による事例紹介と相互討議を中心として、地球温暖化などの災害環境の変化に対応した適応戦略をはじめ、総合防災に対する要請を包括的 に議論することを目的としている。 本会議は京都大学防災研究所(DPRI)が国際応用システム分析研究所(IIASA)と共同で、2001年以来毎年継続的に開催してきたものであり、 防災研究と現場実践を真に統合するための新たな学問領域である実践適応科学(Implementation Science)を構築し、探求していくための枠組みに関する議論を行うものである。
また、本会議は過去10 年近くにわたり災害と環境の問題を国際的な舞台で多角的に議論してきた貴重な場であり、今年これを日本で開催することで、我が国のプレゼンスを示す絶好の機会になると自負している。
本シンポジウムでは、災害リスク管理を実践課題、総合リスク管理のモデル化、気候変動と災害リスク管理の相互作用、都市と地方部の災害リスクの比較、災害リスク管理のための新しい保険システム、災害リスクに対する適応的管理/持続的管理、気候変動下での産業保険、災害被害軽減のための事業継続計画、アジア地域における災害の実例報告、重要インフラの災害リスク管理、災害軽減ハイパーベースを利用した技術・知識普及などのテーマをカバーするものであり、総合的リスク管理の観点から被害軽減の枠組みについて議論を行う。

報告

シンポジウム参加者は、20ヶ国180名を数え、総合防災に関わる多くの研究者が一同に会する国際会議となった。さらに、IDRiM(Integrated Disaster Risk Management)Society を立ち上げ、防災研究の新しいパラダイムを確立するための組織の立上を行った。


参加者の集合写真