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イベント詳細


特定非営利活動法人 日本オゾン協会 第19回年次研究講演会

開催日:2010年6月18日 - 19日
場所:京都大学桂キャンパス Cクラスター C1 大講義室(191)

主催:
特定非営利活動法人 日本オゾン協会

共催:
京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」

出席者数:145名

Report 101

概要

オゾンの発生、利用、処理等に関しては、様々な分野での調査・研究が進められ、種々の場で成果の発表がなされている。これらに関する情報交換および討論の機会とするとともに、オゾンを活用した水処理技術や関連技術の情報交換と発表討議に都市環境工学専攻の学生にも発表参加・聴講参加をさせることで、最新のオゾンを活用した環境技術の修得を図ることを目的とする。

報告

シンポジウムでは、二日間にわたり、34件の口頭発表、3件のポスター発表がなされた。発表内容は、オゾン発生装置、反応機構、製造過程への適用、気体処理、浄水、下廃水処理、消毒、微量汚染物質であり、オゾンの発生や反応、応用に関して多岐にわたり、また活発な討議がなされた。研究発表の他に、オゾン安全講習会、表彰式も行われ、多くの参加があった。大学研究者、オゾン関連企業および官公庁の職員・研究者のみならず、京都大学都市環境工学専攻、京都大学地球環境学堂所属の学生の参加があり、研究者間の意見交換のみならず、最新のオゾンに関する研究成果を学ぶ機会にもなっていた。土曜日にわたって開催されたにもかかわらず、140名を越える参加者が得られ、その関心の高さが示された。
本シンポジウム初日の18日に、講演会後に開かれた懇親会においても、大学、公的機関の研究所所属の研究者、民間企業の研究者のみならず、自治体関係者や学生の参加もあり、有意義な意見交換がなされるとともに、今後のオゾンに関する研究、そして次世代を担う学生への知見伝授等に関する情報交換・議論がなされる場となった。