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イベント詳細


第19回KAIST-KU-NTU-NUS(KKNN) 環境工学シンポジウム

開催日:2010年6月27日 - 30日
場所:京都大学100周年時計台記念館

主催:
京都大学大学院地球環境学堂

共催:
- 京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」
- 京都大学環境マネジメント人材育成国際拠点(科学技術振興調整費)

出席者数:48名

Report 105

概要

第19回KAIST-KU-NTU-NUS (KKNN) 環境工学シンポジウムが2010年6月27-30日に京都大学百周年時計台記念館にて開催された。これは環境工学をテーマとした毎年開催のシンポジウムであり、韓国高等科学技術院(KAIST)、京都大学(KU)、国立台湾大学(NTU)および国立シンガポール大学(NUS)の4大学の間で開催されている。本シンポジウムの目的は、環境工学分野での最新の研究に関して4大学間で情報交換することにあった。

報告

シンポジウムは主に口頭発表およびポスターハイブリッド発表の二つのパートより構成された。口頭発表では、18の研究についての発表が行われ、環境工学分野での多様な研究が報告された。報告された課題は、たとえば、地球温暖化問題、上水あるいは下水処理、汚泥処理、廃棄物管理、およびライフサイクルアセスメントであった。それぞれの発表の後には活発な質疑が行われた。ポスターハイブリッド発表では、18の研究についての発表が行われた。発表者はまず演台にて短時間の口頭発表を行った後、ポスター台の前で発表を行った。多くの参加者により、ポスター台前での活発な質疑が行われた。発表のみならず、同シンポジウムでは参加者による懇親会も行われ、本学研究者はアジアの3大学の研究者との親睦を深めた。さらに、テクニカルツアーが実施され、参加者は京都市の廃棄物処分場の視察を行った。本シンポジウムを通じ、参加者は最新の環境工学についての情報交換を行ったとともに、参加者間での相互理解が深まった。以上、本セミナーは成功裏に終了した。