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イベント詳細


京都大学 – 清華大学環境技術共同研究・教育センター設立5周年記念式典

開催日:2010年11月27日
場所:清華大学深圳研究生院 C棟国際会議場

主催:
- 京都大学大学院工学研究科
- 清華大学環境科学与工程系
- 清華大学深圳研究生院

共催:
- 京都大学GCOEプログラム
- 京都大学EMLプログラム
- 清華大学国家水プロジェクト

後援:
- 深圳市環境科学研究院
- 深圳市環境科学学会
- 深圳市環境保護産業協会

出席者数:73名

Report 138

概要

京都大学–清華大学環境技術研究・教育センター(以下、センター)は、設立から5年が経過し、両大学間のみならず、関連する機関等にもその活動が認知されるなど、両国にとって大きな価値を持つ貴重なセンターへと成長してきた。また、2008年に始まった京都大学GCOEプログラムや京都大学EMLプログラムなどの採択もセンターの活動が評価された事が契機となっており、真に、両国にとってセンターの果たす役割は、益々大きなものへと変貌を遂げている。さらに、センターの活動の一環として、両大学の教員や学生が多数、互いの大学を訪問し、環境に関する先端技術の知識や情報の共有化や互いの技術を学ぶとともに、環境に関する状況の理解を深めるなど、両国に対して多くの貢献を果たしてきた。
そこで、設立から5年を迎える2010年に、設立にご尽力いただいた諸先輩方やこれまでの関係者の方々が一同に会して、センターの5周年を祝うとともに、今度一層の発展を祈念して5周年記念式典を開催する。 さらに、深圳市環境科学研究院と京都大学GCOEプログラムと清華大学深圳研究生院との間で、研究教育協力パートナーシップに関する覚え書きへの締結セレモニーも実施する。

報告

馬輝清華大学深圳研究生院副院長、椹木哲夫京都大学理事補からの開会挨拶に引き続き、来賓よりご祝辞をいただいた。ここでは、センター設立の目的やセンターが日中両国にもたらした貢献などが披露され、心温まるご祝辞をいただいた。また、今後の展開の鍵を握る深圳市環境科学研究院との連携を開始するにあたり、パートナーシップ協定署名式が、蒋宇扬教授、杨立君院長、松岡譲教授、藤井滋穂教授によって行われた。この協定締結により、深圳市における産官学連携が期待される。寄附企業および中国側民間団体によるポスターセッションに続いて、センター5年の歩み、今後の展開が発表された。本式典は、極めて厳粛かつ友好的に行われ、今後益々の発展が祈念されるものであった。