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イベント詳細


第11回台湾-日本耐震系合同学生セミナー

開催日:2011年7月18日 - 20日
場所:国民宿舎あぶくま荘・東日本大震災被災地

主催:
- 京都大学土木系耐震工学研究グループ
- 台湾中央大学土木工程学系
- 東京工業大学耐震工学研究グループ
- 神戸大学耐震工学研究グループ
- 広島大学耐震工学研究グループ

共催:
京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」

出席者数:約30名

Report 165

概要

本シンポジウムは、耐震工学分野における学生が英語で研究成果を発表し、互いの交流を深めるために企画されているシンポジウムである。毎年京都大学と台湾中央大学をホスト校として開催し、今回で第11回を数える。

報告

京都大学・東京工業大学をホスト校として、京都大学土木系の耐震工学系研究室、台湾中央大学土木工程系の耐震・構造・地盤系研究室、東京工業大学総合理工学研究科人間環境システム専攻、理工学研究科土木工学専攻の耐震工学系研究室、神戸大学工学研究科市民工学専攻の耐震工学系研究室、広島大学工学研究科社会環境システム専攻の学生および教員が集い、シンポジウムが開催された。
H.T. Chen教授(台湾中央大学)および高橋准教授(京都大学)によるオープニングアドレスの後、5大学の学生による英語での口頭発表が20件行われた。参加者は約30名である。各発表に対して活発な質問がなされたが、本セミナーでは特に学生による討議を重視していることもあり、司会を学生が担当し、質問を促すなど、運営を工夫した。
またセミナーの最終日には2011年東日本大震災被災地の現地視察を行った。
セミナー一日目の最後には夕食会が催され、英語での学生間の交流が深められ、英語発表のための準備も含め、発表、討議を英語で行ったことは、それぞれの学生に取って有意義な機会であるとともに、自信にもつながり、今後の国際的な活動に向け、得られた成果は大きなものであったように思われる。


(写真左)学生らによる発表の様子
(写真右)参加者の集合写真(南蒲生浄化センターの津波被災建物の前にて)