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イベント詳細


第10回京都大学地球環境フォーラム  ~地球環境学と東日本大震災の復興~

開催日:2011年7月23日
場所:京都大学百周年時計台記念館 国際交流ホールIII
定員:先着100名まで(残席がある場合は、当日参加受け付け可能)
参加料:無料

主催:
京都大学大学院地球環境学堂

共催:
京都大学グローバルCOEプログラム 「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」

出席者数:104名

Poster

概要

東日本大震災の復興について、地球環境学ができること、なすべきことを議論することを目的に、この問題についてエネルギー政策、環境衛生工学、地盤工学、危機管理といった様々な視点から4人の専門家にご講演いただくと共に、総合討論を行いました。

報告

まず、植田和弘教授からは、震災復興と環境・エネルギー政策と題して、今後の我が国のエネルギー政策のあり方について解説いただきました。次に、平山修久特定准教授からは、環境工学の観点から、特に災害廃棄物と水道管路の被害について説明いただきました。また、勝見武教授からは、地盤と環境の視点からみた大震災と題して、液状化現象等、地盤工学の観点からお話しいただきました。
最後に、奥村与志弘 人と防災未来センター主任研究員から、東日本大震災の特徴とこれからの津波防災・減災と題して、東日本大震災の特徴や、その広域性ゆえの現地対策本部における問題点について、豊富な具体例と共にご説明いただきました。
続いて、総合討論では会場からの質問に答える形でディスカッションを行いましたが、エネルギー政策のあり方や原子力発電の問題など20件を超す質問が寄せられました。京都大学関係者のみならず、多くの市民が参加するなど、この問題に対する関心の高さがうかがわれました。