calender bar inside bar contact bar links bar link

イベント詳細


アジアにおける衛生制約条件の分析と代替衛生技術・システム スクリーニングについての国際セミナー

開催日:2011年10月9日 - 11日
場所:Seminar room, Evergreen Place Bangkok(タイ)、 Conference room, AITCC, Asian Institute of Technology, Pathum Thani(タイ)、 Seminar room, Faculty of Engineering, Mahidol University, Nakhon Pathom(タイ)

主催:
SaniCon-Asiaプロジェクト

共催:
京都大学環境マネジメント人材育成国際拠点(科学技術振興調整費)

後援:
京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」

出席者数:24名

Report 181

概要

2011年10月9日から11日に渡りエバーグリーン・プレースホテル、アジア工科大学、マヒドン大学にて,「アジアにおける衛生制約条件の分析と代替衛生技術・システムスクリーニングについての国際セミナー」が開催された。このセミナーを利用して、共同研究者(日本、ベトナム、タイ、マレーシア、スリランカ、ネパール、バングラデシュ)の中で衛生制約条件分析に関するアルゴリズムの改善を討議する。

報告

本セミナーには5名の京都大学参加者と共に、19名の国際共同研究者が参加した(日本、ベトナム、タイ、マレーシア、スリランカ、ネパール、バングラデシュ)。
1日目には、アジア工科大学のコンファレンス・センターの会議場にて本セミナーの第1部(衛生制約条件分析) が開催された。アジア工科大学の工学技術部の学部長とアジア工科大学副総長からの挨拶で始まった。続いて、藤井教授より本セミナー概要と目標についての発表が行われた。セミナーの第1部の狙いは8つの都市(バンコク,ハノイ,ダナン,フエ,カトマンズ,ジョホールバル,クルナ,キャンディー)の衛生制約条件調査の報告であった。
2日目には、セミナーの第2部がマヒドン大学工学部のセミナールームにて開催された。第2部のテーマは"代替システムの選択"で、マヒドン大学副学長および工学部副学部長からの挨拶で始まった。藤井教授よりプロジェクト目標についての発表が行われた。続いて、国立環境研究所の神保研究員がアルゴリズムの開発とデモについての説明を行い、国際共同研究者はアルゴリズムを体験し, その改善についての討議を行った。2日目午後にはNonthaburi市汚泥処理場を、3日目にはNongkham下水処理場(バンコク)を視察した。本セミナーを通じ衛生制約条件分析に関するアルゴリズムについての研究活動に関する有意義な議論が行われ、本セミナーは成功裏に終了した。