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イベント詳細


アジア・メガシティにおける水と環境に関するGCOEセミナー

開催日:2011年11月15日
場所:京都大学吉田キャンパス土木工学教室本館2階会議室

主催:
京都大学大学院地球環境学堂

共催:
京都大学グローバル COE プログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」

後援:
京都大学環境マネジメント人材育成国際拠点(科学技術戦略推進費)

出席者数:19名

Poster
Program
Report 184

目的

本書は、2011年11月15日に京都大学吉田キャンパス土木工学教室本館(土木赤レンガ)2階会議室にて開催された京都大学グローバル COE プログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」の成果をまとめたものである。本セミナーの目的は最新の研究課題の微量有機化学物質に関する研究の先端を発表することで、情報の共有を行うとともに意見を交換することである。本セミナーに、微量有機化学物質を研究している2人の専門家を招聘講演者として招待し、講演を行っていただき、さらに、京都大学の2人の研究者と3人の大学院生による発表を行った。

報告

本ワークショップには5名の教員および1名の研究員と共に、13名の学生が参加した。その内訳は、教授1名、准教授2名、ポスドク研究員2名、博士課程学生5名、修士課程学生7名および学部生 1名である。本セミナーが藤井滋穂教授より本セミナー概要についての発表で始まった。
齋藤憲光氏と高橋真氏が招聘講演者として本セミナーに招待され、第1セッションに発表した。齋藤憲光氏が「有機フッ素化合物の分析法について」発表した。高橋真氏が「Persistent organic pollutants and its related compounds in Asia-Pacific region: legacy and emerging issues」について発表した。
第2セッションでは京都大学研究者2名と学生3人が発表した。始めにDr. Vimal Kumar が「Endocrine Disrupting Chemicals in Asian Aquatic Environment」について発表し、つづいて、成宮正倫氏が「Performance of Sewage Treatment Plants in Japan for the Removal of Pharmaceuticals」について発表した。その後、Dr. Chinagarn Kunacheva, Mr. Dinh Quang Hung and鈴木裕識氏が有機フッ素化合物に関するそれぞれの研究を発表した。本セミナーを通じ研究活動に関する有意義な議論が行われた。最後に, 田中周平氏によりまとめの挨拶が行われ,本セミナーは成功裏に終了した。