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イベント詳細


京都大学グローバルCOEプログラム若手研究者シンポジウム 「生物資源廃棄物処理技術の開発に関するシンポジウム」

開催日:2011年12月21日
場所:京都大学桂キャンパスCクラスターC1棟3階314号室

主催:
京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」

出席者数:約30名

Report 186

概要

バイオマス廃棄物は水分及び有機物の含有率が高く,生物分解によって処理することができますが,臭気,衛生害虫が発生しやすいという性質を持っています。循環型社会の形成に向けて,バイオマスは更新可能な資源として重要な役割を担うものであり,この利用技術の開発が期待されています。本シンポジウムの目的は,資源廃棄物(生ごみ、下水汚泥など)の処理技術(嫌気性消化,コンポスト,焼却など)の開発に関する新しい知見やアイデアを討論することです。

報告

最初に,津野洋都市環境工学専攻教授より本シンポジウムの目的の紹介と期待が述べられました。講演には,中国石油大学化学工程学院の喬瑋助手,大阪ガス株式会社の坪田潤氏,都市環境工学専攻の孫秀翠氏,東北大学環境科学研究科の牛啓桂氏、GCOE-HSEの王峰特定研究員が登壇し,生物資源廃棄物処理技術の開発に関する様々な研究アプローチの紹介がなされました。最後に,西村文武都市環境工学専攻准教授よりシンポジウムの総括と閉会の辞が述べられました。京都大学都市環境工学の関係者の約30名が参加し,発表者らの研究についての有意義な意見交換がなされました。