calender bar inside bar contact bar links bar link

イベント詳細


平成23年度アジア地域における液状廃棄物の適正管理のための 制約条件の類型化および代替システムの評価に関する国際セミナー

開催日:2012年2月27日
場所:京都大学吉田キャンパス土木工学教室本館会議室(207)

主催:
環境総合研究推進費「アジア地域における液状廃棄物の適正管理のための制約条件の類型化および代替システムの評価」研究グループ

協賛:
京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」

後援:
京都大学環境マネジメント人材育成国際拠点(科学技術戦略推進費)

出席者数:22名

Report 199

概要

アジア地域における液状廃棄物の適正管理のための制約条件の類型化および代替システムの評価に関する研究を,環境省の支援により2009年に立ち上げた。この国際共同活動の一環として,バングラデシュ・クルナ大学よりNazmul Ahsan教授を,ベトナム国ダナン工科大学よりHoang Hai講師を,タイ王国アジア工科大学よりSangam Shrestha准教授を招聘した。また,他の国際共同研究に基づきマラヤ大学からの研究者の訪問も得た。そこでこの機会を利用し,アジア都市における水衛生に関する国際セミナーを開催することとした。

報告

当セミナーでは,22名の参加者を得た。その内訳は,京都大学より教授1名,助教2名および大学院生3名,埼玉大学より教授1名,流通科学大学より教授1名,国立環境研究所より研究員2名,日本環境整備教育センターより研究員2名,バングラデシュ・ベトナム・タイより招聘研究者3名,および関連研究プロジェクトでのマレーシア研究者7名である。
藤井教授によるセミナーの紹介の後,バングラデシュのクルナ,ベトナムのダナン,およびネパールのカトマンズにおける水衛生についての3つの研究発表が行われた。まず,バングラデシュ・クルナ大学のMd. Nazmul Ahsan教授より,「Sanitation in High Density Urban Settlements: Challenges & Way Forward」と題した発表が行われた。続いて,ベトナム・ダナン工科大学のHoang Hai講師が,「Water Source and Water Supplying in Danang City」と題した発表を,最後に,タイ・アジア工科大学のSangam Shrestha准教授が「Water Supply and Sanitation Situation in Kathmandu Metro City, Nepal」と題した発表を行った。これら3都市の水衛生環境の改善に向けた重要な知見について紹介された。
セミナーを通じて,アジア3都市の水環境衛生に関する重要な情報を参加者間で共有できた。以上,本セミナーは成功裏に終了した。