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イベント詳細


第3回「人間の安全保障のための持続可能な未来」国際会議 – SUSTAIN 2012

開催日:2012年11月3 - 5日
場所:京都大学百周年時計台記念館

主催:
- インドネシア学生協会関西支部
- インドネシア学生協会関西支部

共催:
京都大学、京都大学国際交流推進機構(OPIR)、京都大学グローバルCOEプログラム地球温暖化時代のエネルギー科学拠点(ES)、京都大学グローバルCOEプログラムアジア・メガシティの人間安全保障工学拠点(GCOE-HSE)、京都大学東南アジア研究所(CSEAS)、京都大学生存圏研究所(RISH)、京都大学グローバルCOEプログラム極端気象と適応社会の生存科学(GCOE-ARS)、京都大学グローバル生存学大学院連携プログラム(GSS)、在日インドネシア大使館、在ミクロネシアインドネシア大使館、ガルーダ・インドネシア航空、Bank Indonesia 東京支店

Sustain 2012 WEBSITE

出席者数:約165名
発表者:121名

CALL FOR PAPERS

Report 220

概要

第3回「人間安全保障のための持続的な未来」国際会議- SUSTAIN 2012 の主な目的は以下の3つである。1つ目は国際的な研究者が将来の持続可能性に関する問題についての近年の研究について議論を交わすためである。2つ目は参加者の間で継続的なネットワークを作り、それぞれのアイデアを実行するきっかけを作るためである。3つ目は国際的に情報交換を行うためである。4つ目は東南アジアやアジア全体の研究協力やネットワーク、研究者コミュニティと意思決定者との関係を強化するためである。

報告

SUSTAIN 2012は2012年11月3日から5日まで京都大学の時計台ホールで開催された。この会議はインドネシア学生団体京都支部と関西支部によって開催された。この団体の代表は京都大学のHatma Suryatmojo氏である。この会議では3つの活動が行われた。1つ目は国際会議、2つ目は科学技術のライティングに関するワークショップ、そして3つ目は日本の文化を推進するツアーである。
この会議は森純一教授の言葉によって開催された。彼は全ての参加者と招待講演者を歓迎した。特に、彼はこの会議の重要性を説明し、この会議を主催したインドネシアの学生と共催した京都大学の各団体に感謝の意を表した。
開催のセレモニーはインドネシアの伝統的な竹で作られた楽器の演奏によって締めくくられた。開催のセレモニーの後には3人の発表者による基調講演が行われた。本名純教授は政策と国際関係を題材とした人間安全保障の持続的な将来に関する講演を行った。Yohanes Surya教授はインドネシアと研究と教育を題材とした人間安全保障の持続的な将来に関する講演を行った。寶 馨教授は深刻な災害後の被害に対する対処を題材とした講演を行った。2日目にProf. Josse De Baerdemaeker教授が持続可能的な農業技術を題材とした人間安全保障の持続可能的な将来に関する講演を行い、吉村剛教授は有害生物管理と将来的な居住可能性を題材とした人間安全保障の持続可能的な将来に関する講演を行った。基調講演の最後の講演者はMuhammad Lutfi氏である。彼は次の世界経済を担うインドネシアの挑戦と可能性に言及した。
この会議には19の国から165人もの参加者が集まった。参加者の国籍は日本、インドネシア、マレーシア、台湾、香港、タイ、オランダ、ドイツ、韓国、イランである。 発表者の発表題材は大きく6つに分類できる。1つ目はエネルギーと環境、2つ目は持続性のある森林と農業、3つ目は 持続可能的な熱帯地域の環境、4つ目は環境に優しい高効率な技術、5つ目は水文学と防災、そして6つ目は社会と経済の発展である。 全体的に見て、この会議は成功を収めたと言える。121もの論文がこの会議のために提出された。この会議が人間安全保障の重要性を提供し、将来の社会の持続的発展に寄与する技術や手法について議論できたと言える。