イベント詳細
ヒューマニタリアンロジスティクスと危機管理に関する国際セミナー
開催日：2012年11月6日
場所：京都大学桂キャンパスCクラスター グローバルホール人融
主催：
京都大学GCOE「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」
出席者数：24名
Report 226
概要
2012年11月6日に京都大学桂キャンパスにてヒューマニタリアンロジスティクスと危機管理に関する国際セミナーを開催した．
本セミナーは，多岐にわたる研究者と実務家が集まり，意見交換，議論を行うことを目的としている．以下の内容について議論した．
・過去の災害の経験と教訓
・ヒューマニタリアンロジスティクスに関する問題と取り組み
・モデル化の手法
・危機管理，危機対応と復旧
・リスクマネジメント戦略
ヒューマニタリアンロジスティクスシステムの進展に向けた革新的かつ実践的な研究方策を議論した．
報告
セミナーは，各分野の関係者により学術的，実務的な面をあわせた活発な議論により，成功のうちに終えた．発表では，ヒューマニタリアンロジスティクスの概念に関する内容に焦点が当てられ，議論が行われた．主に，2011年の東日本大震災，2011年のクィーンズランドの洪水，2012年の危険物事故といった過去の災害や大惨事において生じたロジスティクスや交通の問題に焦点が当てられた．6人の発表者による発表に続き，活発な議論が行われた．全体として，学生，研究者，実務家が活発に議論する機会を生み出すことができ，交通やロジスティクスの分野における大規模災害時に生じる問題に対応するための知識共有や意見交換をすることができた．
