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若手海外活動研修 > 2010年 > 本塚 智貴

本塚 智貴

ジャワ中部地震の復興における地域社会組織の役割

工学研究科 都市環境工学専攻 居住空間学講座
行き先:ガジャマダ大学(インドネシア)
期 間:2010年1月13日〜2月7日
私のインターンシップの目的は、インドネシア・ジャワ島中部地震で被災したNgibikan集落において、集落調査と地域社会組織の代表者に対するインタビューを行う事によって、復興における地域社会組織の役割に関して明らかにすること、ガジャマダ大学の遺産保護センター(CHC)の活動に参加し、研究交流を行うことの2点です。 インターンシップ期間中は、ガジャマダ大学の学生とともにNgibikan集落内で約2週間のホームステイを行い、実際の集落生活を体験しました。地域の活動に参加することで、文献資料からは知ることの出来なかった地域社会組織の実態を、身をもって体験することが出来ました。集落調査からは、復興において地域社会組織が問題を解決するために柔軟な対応をとり、早急な復興につながったということが分かりました。また、インタビューでは、インドネシアと同じ地震大国の日本ではどのような対応がなされているのか等、インタビュー対象者からも質問を受け、一方的に質問するだけのインタビューではなく、双方にとって意味のある情報交換の場になりました。今回の活動で、自身の研究に対する視野を大きく広げることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

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