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若手海外活動研修 > 2011年 > 湊 翔平

湊 翔平

共通反射面(CRS)重合法による地下構造可視化技術

工学研究科 社会基盤工学専攻 地殻工学講座 地質工学分野
行き先:バンドン工科大学(インドネシア)
期 間:2011年5月15日〜2011年6月11日
弾性波を用いた地下構造可視化手法は、石油炭鉱や地震防災などに利用される重要な技術です。私のインターンシップの目的は、インドネシア・バンドン工科大学において、弾性波を用いて地下構造を推定する手法である、共通反射面(CRS)重合法を研究することです。インドネシアは国内に多くの油田を持っているため、バンドン工科大学では、油田開発における様々な知識が集積しています。私はバンドン工科大学に滞在し、研究員の指導の下、実際に日本で得た弾性波データに対してCRS重合法を適用し、地下可視化技術を学びました。また、国内の石油会社が集まる国際学会(IPA)にも参加し、インドネシアにおける炭鉱技術の動向を調査しました。バンドン工科大学では、授業の一環として行われるフィールドトリップに参加し、中央ジャワのKaransambungへ訪れました。現地では露頭見学のほか、参加する数十名の学部生に対して、私の研究内容を紹介しました。インターンを通して、最新の地下構造可視化技術を学ぶだけでなく、私の研究について、バンドン工科大学の学生や教員達と議論を交わして情報を交換することができ、大変有意義なインターンシップとなりました。

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