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スパタナ ウイチャクン
タイ国チャオプラヤ川流域の水資源の状況の把握
工学研究科科 社会基盤工学専攻 水工学講座 水文・水資源分野
行き先：王立灌漑省，アジア工科大学院，チーム・コンサルティングエンジニアリング＆マネジメント社（タイ）
期 間：2012年10月1日〜2012年10月19日
今回のインターンシップは，「水資源評価のための地域分布型水文モデルの開発とそのチャオプラヤ川流域への適用」に関連して，タイのチャオプラヤ川流域の水資源の状況の把握をテーマとしています。従って，地形条件を含む水文学的条件をはじめとした，対象流域の特性をより深く理解する必要があります。また，王立灌漑局(RID)などチャオプラヤ川流域で水資源関連の機関に務める職員，社員の方と議論することは，私が開発している水文モデルを実際の水工計画でより有効に活用できる形にする上で非常に重要な活動となります。私の研究活動をそこでご紹介し，職員や社員の方からのフィードバックやコメント，また提案などをいただくことは，私の研究活動の方針をより鮮明にする上で非常に有効です。
このインターンシップは具体的に以下の３つ目的で行われました。1つ目は王立灌漑局(RID)や水関連の企業などに自分の研究を紹介・推進すること，２つ目はチャオプラヤ川流域を実際に視察し，調査すること，そして3つ目は研究に必要なデータや関連する資料を収集することです。このインターンシップで行った上記の活動は，人間安全保障工学に強く結びつく重要な活動であると考えます。
