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ルスナルディ ラハトプテラ

2009年パダン地震における震度分布評価のためのアンケート調査

工学研究科 都市社会工学専攻 地震ライフライン工学講座
行き先:パダン州立大学(インドネシア)
期 間:2009年11月18日〜1月26日
インドネシアに属する島々は、インド、オーストラリア、フィリピン、ユーラシアといった4つの主要なプレートの境界に位置していま す。そのため、インドネシアでは多くの地震災害を経験してきています。スマトラ州の中核都市であるパダンも幾度となく大規模な地震に襲われており、インド ネシア国内において最も地震活動度の高い地域として知られています。2009年9月30日にはマグニチュード7.6の地震が発生し、1,000人以上の死 者が出ました。この地震の発生後、私はJICAとパダン州立大学の合同調査団に参加する機会を得ました。この合同調査団の活動として、パダンの住民600 人を対象にアンケート調査を行うことで、2009年9月の地震を中心に、2007年及び2010年の地震も含めて、これらの地震におけるパダン市内におけ る震度の分布を評価しました。また、地表面最大加速度(Peak ground acceleration)と改正メルカリ震度階級(Modified Mercalli intensity scale)の関係を調べました。さらに、パダン市内70か所において常時微動観測を行いました。常時微動観測の結果を用いることで、各サイトにおける特 有の地震動増幅特性を把握することが可能になります。

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